2010年12月17日
Paris2
サンジェルマンデプレ界隈のPaulで朝食。
ノートルダム大聖堂前の広場にも、ツリー。
ウィーンのシュテファン大聖堂のやつと比べてみると、
なんだかそれぞれの大聖堂自体のプロポーションと、
ツリーが絶妙に一致している気がします。笑
南のばら窓です。ちょうど天気がよかったし、
南側から陽が差していました。
ばら窓、外から見ると↓
そのまま、てくてくサンルイ島へ。
ここの小径も好きです。
さあ、よくコンサートのトーク中に登場するパリの
花屋さん。↑↓こんな雰囲気です。
思わず買ってしまいたくなります。
今回は知人宅にお呼ばれしていたわけでもなかった
ので、衝動買いは我慢しました。笑
こういう、うわーっと並べるディスプレイ、
意外と気を引きつけられますよね。
そして、歩いて歩いて、バスティーユまで。
モンパルナスあたりの宿から歩き通しです。笑
サンジェルマンデプレ、オデオン界隈、シテ島、
サンルイ島、そしてマレからバスティーユまで。
こんなかんじの道のりが、パリのいつも散歩道。
さて、バスティーユではオペラ座にマチネで
バレエ「白鳥の湖」がかかっていました。
ネットでチケット完売とのことは承知していましたが、
気になってオペラバスティーユまでやって来た
わけです。ダフ屋のおじさんに高額で売り付け
られそうになるのをかわしつつ、しれっと開演
ギリギリまで会場前でねばっていたら、余った
チケットを割引で売って下さる方がいて、
チケットゲット!
オペラガルニエとは違って、近代的なバスティーユ。
この日は、子ども、そして親子のための特別
公演で、本当に大勢の子どもたちが。
長丁場のバレエ全四幕をがんばって鑑賞していました。
やっぱりざわつきはどうしても否めない中、
それでもパドゥドゥやヴァリエーションなど、
ソリストたちの踊りになると、彼らが登場する
だけで空気が変わり、それをキャッチするのでしょう、
水を打ったようにしーんとなっていたのがとても
印象的でした。子どもたちが超一流に触れられる機会、
こういうことが出来るということは本当に
すごいことです。
パリオペラ座バレエ団のクラシックレパートリー
は初観劇だったのですが、いやもう、この街を
あざやかに象徴したように、エレガンス!
空中で一瞬とまっているように感じる、
ジャンプの滞空時間の長さも、優美さのために
そうしている、というくらいエレガンス。笑
好き好きはあると思いますが、パリの街を散歩
してたどりついた先の公演だったので、
そのエレガンスには大納得してしまいました。
オペラバスティーユ管弦楽団の奏でる音も
また特徴がありました。こちらはエレガンスとは
また違った、しなやかで息の長いフレージングが
印象的。重さ軽さで表拍と裏拍にめりはりを付ける
リズム感重視の路線ではなく、しなやかに線を長く
保って緊張感を出して行く路線、といいましょうか。
終幕は音楽の圧倒的な盛り上がりをもって幕切れ
となり、子どもたちも大盛り上がりで拍手を
送っていました。
この記事へのコメント
師走のパリも素晴らしそうですね。今、妻の弟夫婦が14日からパリに行っています。
私がフランスに十年程前にいったのは5月だったと記憶しています。貴兄の写真にもあるノートルダム寺院の屋上まで螺旋階段を汗をかきながら上った事を思い出しました。又、我々が宿泊した所がバンドーム広場の傍でオペラ座が近くでした。しかし、改装中で中の見学もできませんでした。前回のPARISⅠに載っていましたモンマルトル広場では、偽絵描に騙されてしまい、高い似顔絵を買わされてしまいました。後で書かれた絵を見たらなんと「へへののもへじ」が書かれているだけでした。(苦笑)でも、パリには今一度行ってみたいところです。・・・続きを書いてね!
Posted by コキコキ70 at 2010年12月17日 09:31
>コキコキ70 様
今回は行かなかったのですが、オペラ座や
シャンゼリゼのあたりは、イルミネーションも
豪華なかんじで、また華やかなんですよね、
この時期。
ノートルダム、屋上まで上がられたんですね!
僕、実はまだ一度も上ったことないです。。
オペラガルニエは外側もすごく華やかな
面構え(?)ですが、内部も豪華ですよ。
社交場にかける勢いが、ウィーンとはまた
違います。笑
劇場内の天井画もシャガールだったり。
モンマルトル、いろんな人がいますよね。笑
僕は意外とそういう人たちを寄せ付けない
テクニックを持っているんですよ。笑
いろいろあるんですが、パリは魅力のある
街なんですよね。
Posted by トグチ at 2010年12月18日 20:30